学びに大事なコミュニケーションが取れない!

通信制大学は、キャンパスに通って学ぶ一般的な大学に比べ、通学が楽だったり、学費が少額だったりといったメリットがあります。しかしながら欠点も存在するのです。何よりも苦しいのが、他の生徒とコミュニケーションが取りにくいことでしょう。大学で学ぶことは高度なものが多く、その理解を深めるためには仲間との討論や相談などが非常に有効です。また、いろいろな人たちが集まるため、将来に向けて友好の輪を広げたり、交流を通して見識を深めたり、というのも大学の魅力としてあります。 しかしながら通信制大学ではそれが難しく、先生と自分だけ、という形になってしまうことが多くなってしまうのです。もちろん、各通信制大学ではそれぞれ制限の中で高度な学びが得られるように努力しており、学びが無いということはないでしょう。しかしながら、いろいろな人と関わり合って学びを得たいという方は、通信制大学選びを特に慎重にする必要があります。

華やかなキャンパスライフからは遠いかも…

大学に通って、友達と協力しながら講義を受け、一緒にランチを取り、討論して理解を深め、サークルで趣味を磨き、一緒に帰る…そんなキャンパスライフを夢見たことはありませんか?大学は「モラトリアム」と言われることもあるほどに自由な時間を取れます。そこでの学びや経験は一生の思い出になるかもしれません。しかしながら、通信制大学では、キャンパスに通う機会が減るため、そうしたキャンパスライフを送ることは難しいでしょう。和気あいあいとした空気の中でのびのびと様々な学びを得る、というのは残念ながら夢に終わるかもしれません。学習や研究以外も大学で目いっぱい楽しみたいという方は、通信制大学に通うことを検討しているなら、じっくり考える必要があるでしょう。

社会人から小学校教諭を目指す場合、小学校教員免許を通信教育で取得する方が増えています。最短で半年間で取得が可能です。スキマ時間を上手に利用して自宅学習をすすめることがコツです。